師走になり新年が近づくと、初詣に関連したいろいろなテレビ番組をやっていますが、
神様の数え方は?という話題があり、答えは「柱(はしら)」とのことで、面白いと思いましたのでメモしておきます。
ついでに、その他いろいろな数え方も復習しておこうと思います。
神様の数え方
柱(はしら)とのことで、一柱(いちはしら)と読むそうです。
では、二柱、三柱は、どう読むのか?
にはしらではなく、ふたはしら
さんはしらではなく、みはしら
のようです。つまり、「ひーふーみーよーいつむーななやーこのとー」と、その昔おばあちゃんが数えていた数え方と同じです。
なぜ「柱」を使うのか?それは古代、神は木に宿ると考えられていたから。
映画「WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常」のクライマックスシーンが思い出されます(笑)
また、柱以外にも、座という数え方もあるそうです。
神様が鎮まった場合には、そこに座するという意味合いもあるのか、座と数えるということです。
いろいろな数え方
せっかくなので、いろいろ特別な数え方を復習しておこうと思います。
ここで気づいたのが、山や神社も「座」を使うということで、特に大きな山はどっしりとそこに存在して、いかにも座していると考えたのだと思います。
・いか、たこ、カニ、コーヒー・・・杯(はい)
・椅子・・・脚(きゃく)
・鳥、ウサギ・・・羽(わ)
・うどん、キャベツ・・・玉(たま)
・織物・・・反(たん)
・くじら・・・頭(とう)
・とうふ、こんにゃく、包丁・・・丁(ちょう)
・ざるそば・・・枚
・銃、バイオリン、はさみ・・・挺(ちょう)
・大砲・・・門(もん)
・花・・・輪(りん)
・ボート・・・隻(せき)
・山、神社・・・座
・和歌・・・首(しゅ)
・俳句・・・句(く)
・マグロ・・・生きて泳いでいるときは「匹(ひき)」、漁獲後は「本(ほん)」、半身は「丁(ちょう)」、更に背腹で半分にしたら「節(ふし)」、そして冊(さく)、最後は一切れ(ひときれ)
いろいろな巨木
いくつか、今までに訪れたことのある巨木を探してみました。
どこに行っても、大きな木を見ると自然の力を感じます。昔の人が神が宿ると考えるのも納得です。