ChatGPTによる情報漏洩リスクなどにどこまで対策を取るべきなのか、という話になると、私は
要らないのではないか?
と思うのですが、企業や行政組織に所属する人がOpenAIのChatGPTを仕様する場合など、気になるかと思います。
そうした時には、ChatGPTの設定上でオプトアウトするのではなく、専用フォームから行うことをお勧めします。
理由は
- ChatGPTの設定上でオプトアウトした場合は、自分のチャット履歴が残らなくなるから
です。専用フォームからオプトアウトすれば、チャット履歴は残りつつ、入力内容を学習させないオプトアウトが可能のようです。
以下はざっくりした手順です。
- 専用フォームを開く
- https://privacy.openai.com/policies を開く
- 画面右上の Make a Praivacy Request からフォームを開く
以下のような画面に遷移します(2024年12月時点)。
以下画面では右上にある「Do not train on my content」からオプトアウトの申請を行います。
以下のようなメールが届くので、メールから再度OpenAIのページに遷移します。
以下のような確認画面が出てきます。
リクエストが完了すると、以下のように表示されます。
個人的には、自分の入力内容もオープンにして学習に役立ててもらうことで、少しずつサービスも向上し、世の中もよくなっていくと思っているので、オプトアウト自身には反対です。
ただ、少しでも問題発生の原因を潰すことが大事な組織においては、このオプトアウトができることで導入に踏み込めることもあるかもしれません。