6年間以上使ってきたダイキンの空気清浄機、数か月に1回はフィルタにたまったほこりを掃除機で吸い取るなどして使いづづけてきました。
先週「ユニット2洗浄」というランプが点灯していることに気づき、今回ユニット1と2をまとめて洗い、さらに集塵フィルターを交換したところ、6年前のようなすっきりした風に変わったのでレビューします。
残念ながら、掃除前の(かなりほこりまみれの)写真を撮り忘れていたので、掃除したり洗浄したりしたあとの写真だけ掲載します。
汚いように見えるかもしれませんが、実はとてもきれいに掃除したあとの写真であることをご認識ください。
1.きっかけは「ユニット2洗浄」ランプの点灯
ふと、いつもの空気清浄機にランプが点灯していることに気が付いたのがきっかけです。
「ユニット2洗浄」ランプが点灯していました。
もう洗ったあとの写真ですが、下のユニット2の中に細い針が出ているのが見えるかと思います(黄色い6つの丸のところ)。この先端が少し汚れがついていました。
それがユニット2の洗浄が必要な部分のようです。
説明書を見ると、この「ユニット1(プラズマイオン化部)」と「ユニット2(ストリーマユニット)」は、洗浄ランプが点灯したら「つけおき」「ふき取り」をする必要があるようです。
ということで、ユニット1とユニット2を外して、つけおき洗いをすることにしました。
2.ユニット1とユニット2をお風呂場で洗浄
上が、取り外したユニット1(左右の2本)とユニット2です。ユニット1が大きいので、お風呂でつけおき洗いすることにしました。
ちなみに奥に見える・・・真っ黒なフィルタが、6年半もずっと働いてくれて、今回お役御免となった集塵フィルタです。
お風呂でお湯を5cmぐらい溜めて洗剤を混ぜ、ユニット1と2をゆさゆさしながら汚れを落とし、1時間ほど放置したあとシャワーで洗い流しました。
下の写真は洗ったあとなので、汚れが見えませんが・・・なかなか大量のほこりが浮かび上がりました。
また、ユニット1や2のプラスチック表面には細かい粒子(汚れ)が付いているようで、触ると指が真っ黒になりました。
ということで、指でいたるところを撫でまわして、シャワーで洗い流していきました。
つけおき洗いが終わってすっきりしたあとは乾燥させ、ユニット2を綿棒でさらにお掃除します。
この部分ですが、「針が変形すると脱臭能力が低下します」と説明書にありました。
かなりコアな部分だと認識したうえで、慎重に針の周りを綿棒でふき取りました。
これでユニット1と2はきれいになりました。
しかし、空気清浄機の機能を改善するための根本対策は、ユニット1やユニット2ではなく、真っ黒になった集塵フィルタだったのです。
3.真っ黒になった集塵フィルタを見て、交換を決意
恐ろしいほど真っ黒になっていた集塵フィルタ。
この写真は、一見ひどく汚れているように見えますが、何度か掃除機でほこりを吸い取り、ベランダではたき、一応きれいにした(つもりの)状態です。
それでも・・・鼻を近づけてみると、なんだかカビ臭いにおいがしました。もはやこのフィルタは交換すべき状態だと思いました。
説明書を見ると、
「約10年を目安に交換 水洗い不可 掃除機不可」とあります(どうやら掃除機もNGだったようです)。
「交換時期は、使いかたや設置場所により異なります。交換の目安は、タバコを1日10本吸うご家庭で毎日使用した場合で、約10年となります。」
と書いてありました。私はタバコを吸わないのですが、ほぼ毎日24時間365日つけっぱなしで使ってきたので、6年半という使用期間は長かったのだと思います。
そこで、集塵フィルターを買い替えることを決意し、型番を確認。
品番:KAFP029A4 ということで、Amazonで調べてみました。
4.Amazonで購入するも、純正品と互換品でかなり悩みました
Amazonで型番KAFP029A4を検索すると、いろいろ出てきてしまい迷いました・・・
互換品というものがずらっと並んで出品されていて、純正品もその中に1つ埋まっているのが分かりました。
ダイキン 空気清浄機用交換フィルター(1枚入り)DAIKIN 集塵フィルター KAFP029A4
というものが、純正品のようです。
さらに、この純正品もいろいろな店舗が出品し、価格競争をしており、最安値の店舗が変動していることが理解できます。
以下は、2019年11月26日時点でこの純正品を販売している店舗で、4,093円が最安値となっています。
以下は、純正品と互換品のだいたいの値段です。おそらく互換品でも問題ないとは思いますが・・・私は純正品を購入しました。
純正品 | 互換品 | |
値段 | 約4,000円 | 2,000円弱~2,500円 |
5.集塵フィルタ到着、新旧の色の違いがすごい
注文して2日後、フィルタが届きました!
きちんとダイキン工業株式会社の段ボール箱の中に、純正品の集塵フィルターが入っています。
6年以上前に買った空気清浄機(TCK70M-W)ですので本体はもう販売していませんが、交換用の純正フィルターが現在も売っていることに、ダイキンさんの保守サービスの強さを感じます。
6年半使用した集塵フィルターと新品の比較です。並べるとその黒さが際立ちます。
そして新品の純正フィルターを装着して完了です。
6.新品の集塵フィルターに交換した結果
集塵フィルターを新品に交換し、運転開始してにおいを確認しました。
新品のにおいがする!
まったくにおいが変わりました。
そのあと、3回ほど古いフィルタに戻したり新品にしたりを繰り返して確認しましたが、明らかに新品フィルターでは嫌な臭いがしなくなりました。
交換の目安は10年とのことでしたが、交換してよかったです。6年半経過した状態からは明らかににおいが変わりました。
部屋の空気も、心なしかきれいになりつつある気がします。
もしかすると、これまで使ってきた6年半、どこかのタイミングではフィルターの効果が落ち、微粒子をフィルタリングしきれない状態になっていたかもしれません。
そう考えると、次は2年、3年ぐらいしたら交換してもよいのではないか、と思います。
説明書を探していたら、購入したときの領収書も見つけました。
当時28,258円で買っています。今回交換したフィルタは4,094円。
4094÷28258=15.5% これぐらいの追加出費でまた使えると思えば、コスパの高い保守費用だと勝手に納得しました。
7.次回は互換品を試してみてもいいかも
早速次回のことを考えていますが、今回調べたら2000円程度で互換品が売っていたわけですので、純正品のおよそ半額です。
互換品が
・どういった製造工場で作られているのか
・品質がどの程度純正品から落ちるのか
など、気になることはあるし、確認することができないという問題はあるのですが、
ずっと交換せずに6年間使い続けるより、2年、3年程度で交換していったほうが衛生的にも、効果的にもよいような気がするのが正直なところです。
互換品の口コミを見ていると、サイズが少しずれていたり、厚みが純正品と違ったり、という商品もあるようですので、互換品1つ1つの情報(口コミ)を見て判断しなければなりません。
(正直、最近のAmazonの口コミは信用できないものが結構あります。つまりサクラということです。そこに騙されないように注意する必要があります)
ただ、やはり純正品と比べて半額で手に入るので・・・次回はアリかな、と思っています。
2年後、3年後にまだこの空気清浄機が壊れていなければ、更新したいと思います!(本日2019年11月26日)