ドローン 国内ビジネス 経済・経営

神戸で初のドローンサミット開催。紹介されたニュースや面白い展示のメモ

2022年9月1日と2日の2日間、神戸市ポートアイランドにある神戸国際展示場でドローンサミットが開催されました。

国内で初めてのドローンサミットということで「第1回ドローンサミット」という位置付けですが、別途行われている「国際フロンティア産業メッセ2022」との同時開催とのことです。

ドローン関連は「特別展示 次世代モビリティ&ドローンゾーン」というエリアで展示されていました。
空飛ぶクルマはドローン(無人航空機)ではないので、こういう書き方になるんですね。

9月2日には、
 ドローンによるフードデリバリー
 ドローン用緊急パラシュート装置
の実演も行われたそうですが「関係者のみで実施」ということで見られず残念。

でも会場内では色々な展示があり面白かったのと、ニュースもいくつかあったので気になった展示をメモします。

ニュース

神戸新聞とテレビ大阪はYoutubeでの動画ニュースが配信されていました。

神戸新聞

テレビ大阪

ドローン(スズメバチ)VS ドローン(UAV:無人航空機)

これが一番インパクトあります。

ドローンというのは元々ハチの羽音が語源と言われているので、まさにドローン対ドローンの戦い。実証では機械のドローンが4戦4勝だったようです。ダスキンの方にお話を伺うと、ポイントとしては

  • まずノズル(吸い込み口)にフェロモンをつけて、敵対してくるハチを一気に吸い込む。
  • 吸い込んだらノズルを交換して、巣を破壊しながら吸い込む。

とのこと。

たまにテレビでスズメバチの駆除の話が出てきてあっさり駆除しているように見えますが、恐ろしく専門的な危険なことだと思うので、人が近づかずに駆除できる安全性はありそうです。

ただ、駆除時間90分ぐらいというのが展示されていて「ドローンは90分も取れないからバッテリー交換大変だな」と思ったところ、有線でバッテリーと繋ぐ形とのこと。これなら連続で作業できます(モーターなどの温度の心配などないか聞き忘れた)。

まだ商用化はされていない?のだと思われます(ダスキンのハチ駆除ウェブサイトにもなさそう)。

実証実験が兵庫県のドローン事業で行われたようです。
 令和3年度ドローン先行的利活用事業の実施結果
 https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/20220420_10073.html

「2023年に実用化予定」とありました。すべてキイロスズメバチということで人家の軒先など危険なところでのスズメバチ駆除に有効なのかもしれません。

今後は「60分程度での作業を想定している」とダスキンの方は仰っていたので、検証での90分、120分よりは短くなるようですが、既存のハチ駆除のプロの方が短時間でやるのに比べてどれほどコストと時間を抑えて実施できるのか、今後の価格設定なども気になります(今は1個5万円弱のようです)。

今年度も兵庫県のドローン事業があり、その展示もされていました。

ドローン社会実装促進事業のブース

ドローンパラシュート

これもドローンにパラシュートを取り付けるということで、面白い取り組みだと思いました。

ハチ駆除ドローンと同じく兵庫県のドローン事業で、今年度行われるとのことで紹介がされていました。
9月2日には関係者のみでのデモンストレーションも行われたようです。

すでに「2022年2月に販売開始」とあるのですが、今年度の兵庫県ドローン事業としては「エアバッグ」も検証するそうです。
そのデモンストレーションも行われたということで当日の記事がありました。

DroneTribuneより

レベル4飛行が2022年12月には航空法の改正により可能となりますが、パラシュートやエアバッグが使われて安全面での配慮もされると社会に受け入れてもらえる(受容性を高める)ことにつながりそうです。

全体の印象

兵庫県がドローン事業を令和元年度から毎年続けてきており、ドローンの新しい(おもしろく興味深い)活用方法に対して積極的に取り組んでいることが分かりました。

また物流に関係するドローンの事例が増えてきたように感じます。
日本は海外と比べて固定翼機やVTOL(垂直離着陸機)の機体開発や事例が少ないようですが長崎県五島列島ではVTOL機が島を繋いで薬を運んでおり、VTOL型や回転翼機がドローン配送を行う事例がレベル4飛行の解禁からしばらくすると始まってくる気配が感じられる第1回ドローンサミットでした。

最後に、英語で少しサマる練習。
The first drone summit(第1回ドローンサミット) in japan was held at kobe convention center in KOBE city. Since it was hosted by the "Drone room"(ドローン室) of the Cabinet Secretariat and Hyogo prefecture, there are so many drone officials from local governments in Japan. The most impressive exhibit was the drone(hornet) versus drone(UAV). A nozzle coated with hornet pheromones sucks in hornet. After that, a pointed nozzle sucks in the nest with destroying it.

-ドローン, 国内ビジネス, 経済・経営
-,