セミナー動画を収録・編集していて気になったリップノイズ。これを何とかしたくて調べたところiZotopeのRX8というツールを使うと消すことができそうだというところまで分かりました。
ということでiZotopeのポータルから体験版(10日間)がダウンロードできたので試してみて、結果即日とりあえずElementsという入門版を約3,000円でオンライン購入までしてしまいました。
(Elementsでは足りないのは分かっていますが、1つ上のStandardはちょっと高いので、まずはElementsから)
以下、体験版をWindowsマシンにインストールして、自動で調整してくれる「Repair Assistant」機能を使った内容をメモします。最近動画編集を始められた方でノイズが気になってきた方の参考になれば幸いです。
iZotopeポータルのインストールとアカウント作成
https://note.com/izotope/n/n469f6250ca34
よりダウンロードして、インストールしました。
アカウントも持っていないため、まずは作成。
RX8 Standard体験版のインストールと起動
アカウント作成が完了して、iZotopeポータルへログインすると、体験版のダウンロードができます(特に何もせずとも日本語で表示された)。
「体験版」タブを選択して「RX8 Standard」の体験版を選びます。
無事インストール済みとなりました。
起動すると、以下認証(Authorize)するか聞かれるので、無視してContinueを選択します。
これでRX8が以下のように起動しました。
とりあえずRepair Assistantをやってみる
とりあえず、自動でやってくれる機能を確認してみたいので、音声ファイルを開きます。
「Open File」からmp4などの動画音源も含め指定することができました。
また、録音ボタン(●)を使って、すでに接続しているコンデンサーマイクから声を録音して音源とすることもできました。
音源を用意した後、右上のRepair Assistantをクリックするだけで、以下のように自動で分析して候補を3つ出してくれます。
という感じで提案してくれ、8秒程度のプレビューで確認することができます。
まず自分の場合は、動画撮影時のエアコンの音やリップノイズを減らしたいのが目的なのですが、これに効果ありそうなのが以下2つ、
・Mouth De-click
・De-click
になるようです。
ただしMouth De-clickは「RX8 Standard」でしか手に入らず、399ドル(4万円以上。サウンドハウスでも3万円程度)も費用が掛かるので買い物としてはちょっと大きく悩ましいところ。
一方でDe-clickについてはElementsに付属している、ということでまずは約3,000円のElementsを即日購入した次第です。
サウンドハウスなら2,000円ぐらいで買えるようでしたが急いでいたため、オンラインで購入しました。
約3,000円でできる「De-click」だけでは不十分だと思いますが、いくらかのノイズは軽減することができ、さらにエアコンなどの「ザー」というノイズも、このライセンスに付属している「Voice De-noise」で消せるので、これはコスパのよい買い物だと思います。
というかこの世界を約3,000円で体験できるのも素晴らしいと思います。
参考動画
以下のセミナー動画をみると、Davinci Resolve上でRX7(この動画はRX7だがRX8でもできました)を使う方法や、いろいろできることを紹介しています。1時間以上あるセミナー動画なので時間が掛かりますが一通りの機能が理解できて「すげー」と思うこと間違いなしですw
というかDaVinci Resolve16(のおそらく有償版)にiZotope RX7 Elementsがバンドルされていた時期があったんですね。
これはきちんと使いこなすといろいろなことができそうです。