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ホテルとは一味違う宿泊施設「宿坊」とは?

Airbnbの登場で民泊が増え、ホテルや民宿だけでなく色々な宿泊形態が選べる時代になっていますが、宿坊という形態があるのを最近知りましたので簡単に調べてみました。

宿坊とは、

宿坊、宿房(しゅくぼう)は、主に仏教寺院や神社などで僧侶や氏子、講、参拝者のために作られた宿泊施設である。僧侶専用の施設は僧房ともいう。本来は僧侶や参拝者のみに特化した宿泊施設だったが、現在では一般観光客も積極的に受け入れる施設も増加し、それに伴い設備やサービスの拡充の傾向が見られ、高野山福智院のように天然温泉を引いた露天風呂を併設する寺院もある。

Wikipediaより

ということで、ホテルがわりに利用することのできる施設であると同時に、精進料理を食べられたり、写経や修行も合わせて行えたりするなど、ホテルにはない体験ができるのが特徴です。

ヨガができるような宿坊もあるとか(笑)。

例えば、奈良県の信貴山、朝護孫子寺の宿坊では、早朝から護摩祈祷に参加したり、写経に集中したり、体験プログラムによっては百八礼の修行(膝をついて、正座して、礼拝して、立ち上がって、を108回繰り返す)で煩悩を払ったり、といった体験を行うこともできます。インバウンド観光客も見られ、特にフランスやドイツなどユーロ圏の方々が多いとのことです。

四国88カ所めぐり(お遍路さん)の最後に向かう高野山には、50カ所以上の宿坊があり、中には露天風呂があったりして一大観光スポットを形成することで発展してきた地域も全国各地に見られます。

確かに、高野山の周りに系列ホテルが立ち並んでいる姿より、寺社と宿坊が立ち並ぶ景観の方がはるかに趣もあるし、身も引き締まりますね。

いつもの観光にひとひねり加えて、ホテルから宿坊を試してみるのはいかがでしょうか?

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