最近自炊に取り組んでおります。エンゲル係数を下げるためです。
自炊をすれば、外食するより格段に食費を抑えることはできるのですが、こと肉の話になると事情が変わってきます。やはり肉は高いです。
私は鶏肉が好きです。安くてタンパク質を取れるささみも好きです。
でも、もも肉もたまには食べたくなります。
「いいムネあります」(リンク先に注意!)と言われればむね肉も食べたいですが・・・やっぱりもも肉も食べたくなります。
精肉店で、「セール、もも肉100グラム98円」とあり、じゃあたまにはもも肉で、と1枚頼んだところ・・・300グラムもあるんですね・・・それだけで300円超えてしまいました。
同じもも肉でも、「唐揚げ用」に切ってあるものは100グラム158円もするんです。。。それなら1枚にしたほうがコスパがよいです。
そこで、まとめて買った後、冷凍保存はどれくらいできるのか、調べてみました。
参考にしたのは、
お肉の上手な保存と下ごしらえとっておきテクニック(財団法人 日本食肉消費総合センター)(以下「テクニック」)
です。
1. まずは冷蔵の基礎知識から
冷凍に入る前に、まずは冷蔵で肉がどの程度保存できるのか、「テクニック」によると、
その日に使い切る:合挽き、ひき肉(豚、鳥)、内臓肉
1日:牛ひき肉、鶏肉切り身
2日:豚肉スライス、豚肉切り身
3日:豚肉ブロック
4日:牛肉スライス、牛肉切り身
5日:牛肉ブロック
ということで、基本的には、
鶏→豚→牛の順でいたみやすい
ひき肉→スライス→
ブロックの順でいたみやすい
だそうです。
結局空気に触れないことが大事なので、ラップで包み、さらにジップロックして、5℃以下になるチルドルームや、冷気が溜りやすい冷蔵庫下段に保存するのがよいそうです。
2. 冷凍のしかた
そして、本題の冷凍保存方法についてです。
肉は組織が密で水分が少ないため、冷凍に適しています。ただし、冷凍保存は-30°Cが望ましいのですが、家庭用のフリーザーではせいぜい-10°Cぐらいですから、家庭で冷凍保存するには、1カ月ほどを目安にすれば、肉の風味が損なわれずにすみます。
とのことで、
結論:冷凍すれば1カ月は保存できる
ということがわかりました。特に肉の種類に記載がなかったので、どの肉でも大丈夫だと思われます。
また「テクニック」のなかで、こんなトピックも発見しました。
「つくって冷凍しておくと突然の来客にも慌てない」
・・・なんと、調理してから冷凍してもよいそうです。調味料や香辛料が雑菌の繁殖を抑えてくれるので、これも1カ月ほどの長期保存が可能とのこと。
- 牛ひき肉のミートローフ
- 豚肉の紅茶煮
- ローストチキン
が調理法と合わせて紹介されています(いつの日か、作ろうと思います)。
3. 解凍のコツは「氷水」
では冷凍した肉をどのように解凍するのがよいのか。
これは意外にも氷水で解凍するのがよいそうです。
これは、食材が凍る(溶け終わる)のが「-3℃から0℃」なので、溶けるぎりぎりの温度帯を氷水(1℃ぐらい)で解凍することで、衛生的で品質もよくなるとのことです。
なんだかにわかに信じがたいですが、これなら肉のドリップもほとんど出なくなりますので、オススメできる解凍方法です、ぜひお試しください。