ドローンで空撮した時のファイルの保存方法を考える中で、撮った直後にある程度整理しておくのがあとあと無駄な時間を使わずに済むと思っています。
動画を倍速、 4倍速で見るにせよ、全部見るのは時間の無駄づかいになります。
整理の仕方として、
・不要な動画は削除する
・ファイル名で動画の概要が分かるようにする
というのをまずは考えていて、今日はファイル名の付け方を考えてみます。
撮ったばかりのファイル名は機種により違うので、細かいことは考えずファイル名の後ろ(サフィックス)に文字を追加することにします。
例えばMavic2Proで撮った動画ファイルの例は以下のように、DJI_9999.MP4 のようになっています。
このファイル名の後ろ(サフィックス)に簡単なルールをつけて英字とアンダースコアだけで補足する、というものです。
まずどういう動きをしたのか、分かるようにするために
ロール、ピッチ、ヨー
を使ってシンプルな動きを表現してみようかと思います。
エルロン、エレベーター、ラダーという言い方もあるようですが、このページを見ると3軸の表現にはroll pitch yaw が使われるそうなので、これを参考にします。
以下のように絵を描いてみたのですが、飛行機を元に解説されていることが多いようです。
オレンジ色の補助翼、尾翼が動くことで機体がどうなるかイメージすると自分は記憶に残りやすくなりました。
さらに、yaw(旋回)の方向や、roll(左右移動)などの場合、
左から右なら「left to right」なので l2r
右から左なら「right to left」なのでr2l
をつけると動きが分かります。
では前後方向の移動の場合はどうするか。
前進 forward もしくは fw
後退 backward もしくは bw
ぐらいのシンプルな方がわかりやすそうです。
あとは上昇と下降は、
上昇 up
下降 down
でしょうか。
本当はrise, climb, go upなどのどれかが正しいような気がしますが・・・日本人的にアップダウンでシンプルに。
前進しながら上昇する場合は、upforward
交代しながら上昇する場合は、upbackward
という感じ。
あとは、撮影なのでジンバルの動作も加わります。ginbal --> gin なので、
ジンバルを下げながら --> gindown
ジンバルを上げながら --> ginup
みたいな。
どんどん難しくなってきました。
さらにノーズインサークルなどは、POI(Point of Interest)という表現をよく目にするので poi を採用します。
とりあえずやってみて運用しながら考えるということで、以下のようになりました。
50mまで上昇したときには、upto50m のような書き方もありかもしれません。
あとは写真にどこまで名前をつけるか・・・
とりあえず、フライトしたその日に一度撮ったものをざっとみてファイル名をつけることで、
当日の飛行を振り返りる
不要なファイルを削除する
ということを行い、以降はファイル名だけで概要を把握できるようにしてみようと思います。