先日、街中を歩いていると目を引いた、
「森を建てよう。」
の垂れ幕。
おもしろいフレーズだなと、足が止まりました。
調べると、HOP(House Operation Project Group)という建築設計の企業でしたので、どのようなコンセプトで家づくりをされているのか気になり調べてみました。
ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社
ハウジングオペレーションアーキテクツという、本社は札幌、また横浜市のみなとみらいにも事務所を構える建築設計事務所でした。
1996年に林野庁と北海道の支援を受け、国産材の確保から製材、設計、建築までを協業化した新しい住宅供給システムHOP(ハウジングオペレーション)を設立
パンフレットより
とのことで、国産材を使って住宅を建てるHOPという手法を用いている企業のようです。
HOP(ポップ)という工法
そのHOP(ポップ)という工法、どんな特徴があるのか、少し調べたところ、
- 森林資源を守りながら自然素材(珪藻土、無垢材など)にこだわる自由設計
- 次世代省エネ基準にも対応した高断熱住宅
- 強度と耐久性(高規格住宅基準の約2.5倍)
- 人工林間伐材を50年周期で循環させる
- 北海道立林産試験場との共同研究による特殊乾燥で製材
- 間伐材を利用するなど環境に配慮したシステムで、経済産業省ジャパンベンチャーアワード環境特別賞受賞
といった、環境配慮型の高品質でリサイクルしやすい住宅づくりに取り組まれています。
かなり高級な住宅向け、かも?
パンフレットを頂けたので、ちょっと事例を見てみました。
この建築事例集を見ると、かっこよくて住みたくなる家ばかりです。
ウェブサイトからも作品集が見られます。
すごく住みたくなる家ばかり・・・かなりの高級住宅向けのようです。
ちょっとこの会社さんに家を建ててもらうには、貯金に時間がかかりそう、、、かな。
でも、国産の間伐材を利用して森林資源を活用することに貢献し、原木・製材・流通・設計・建築までつなげる仕組みを作っている、素晴らしい企業さんなのかもしれません。