昨夜、きれいな半月が出ていました。西の空に沈んでいきました、上弦の月です。
先日実家に戻った際、母親が上弦なのか下弦なのかよく分からない、と言っていたので、小学校の時に習って覚えていたことを教えたら納得したようでした。
意味が分かっていれば覚えるのは簡単なので、図も入れて解説しようと思います。
弓の弦(つる)をイメージすれば簡単に覚えられる
これは弦(げん/つる)をイメージで理解しておけば、簡単に記憶できます。
弓のつる(弦)で、弓弦(ゆづる/ゆみづる)とも読むそうです。
フィギュアスケートの羽生結弦選手と同じ読み方ですね。
下の図が弓のイラストです。青いのが弦(つる)です。
この弓の形を月の形になぞらえて、弦(つる)が上に向いていたら上弦の月(じょうげんのつき)と呼びます。
でも注意:沈むときの向きが大事
でも注意点があります。
月は「東から昇るとき」と「西に沈むとき」で向きが変わるんです。
そして、上弦と下弦のどちらなのかを決めるのは「西に沈むとき」なんです。
これを覚えておけば「今夜は上弦の月だねー」など、間違えずに言えますね。
ウェザーニューズのこちらの記事「【今週のお月さま】意外と知らない上弦・下弦の見分け方」でも「月の豆知識」のところで詳しく説明されていますので、参考になります。
それにしても、なんで月も太陽も東から昇って西に沈むんでしょう・・・
2019年12月5日 初稿