久しぶりに人参を買ってきて、炒め物に入れようとしたのですが、皮をむくのが面倒なので、そのまま短冊切りにして炒めて食べました。
でも、昔は皮をむいて食べていた記憶があります。なので今さらですが、大丈夫なのかな?と思い調べてみました。
結論:皮付きのほうがβ-カロテンも少し多いし、きちんと水洗いすれば皮をむかずに食べて大丈夫そうです。
皮の近くに栄養がある?
カゴメのサイト「VEGEDAY(ベジデイ)」によると、可食部100gあたりのβ-カロテンの含有量が、
- 「皮むき 生」の場合:6,700μg
- 「皮付き 生」の場合:6,900μg
とのことで、皮付きのほうがわずかではありますがβ-カロテンも多く、つまりはからだによいということが分かります。
でも、皮に毒はないの?
β-カロテンは皮に多少は多く含まれているということは分かりました。
でも、皮って土に触れている部分だし、収穫してお店で販売されるまで、いろいろ消毒とかバイキンとか付いていないの?
と思い調べてみたところ・・・
皮がむけるぐらい出荷時に洗浄されている
ということが分かりました。
これはびっくりです。実は人参の皮だと思っていたものが実は皮ではないのだ、と。実際の皮は非常に薄くて、洗浄するときに剥けてしまうのだそうです。
そもそも、私たちがニンジンの皮だと思っているものは皮ではありません。本来のニンジンの皮は「内鞘細胞」という薄い膜。ニンジンは他の野菜と比べて泥を落としても保存期間が大きく変わることがないので出荷されるときにしっかりと洗浄されますが、このときに皮にあたる膜が取れてしまうので、店に並んでいるニンジンはすでに皮が剥かれている状態なのです。
ニンジンの“皮”は皮じゃなかった! :ゼクシィキッチンより
まとめ:面倒だし、皮つきで食べよう
ということで、スーパーで買ってきたきれいな人参については、出荷時に洗浄されることで皮がすでに剥かれているので、わざわざ時間をかけて皮を剥く必要はなし(もはや皮ではないけれども)。
わたしとしても、今後は人参の皮はむかずに食べていこうと思います。
調べてみてよかったー。